OLYMPUS OM-D E-M1(初代)ユーザーの僕が Mark Ⅲ を使って感じたこと
やぁみんな!
今回は、OLYMPUS OM-D E-M1(初代)ユーザーの僕が Mark Ⅲ を使って感じたことを書こうと思うぞ。
E-M1 Mark Ⅲ が来た!
僕は OLYMPUS OM-D E-M1(初代)を5年ちょい使ってきて、別に買い換えるつもりは全然なかったんだ。
ちょっと前に M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO も買って、まだまだ E-M1(初代)を使い続ける気満々だった。
んだけど。。。
「E-M1 Mark Ⅲ が2020年2月に発表されるらしい」っていう話が聞こえ始めると、「え? ちょっと気になるかも。。。」
となってきて、
実際発表されるともう完全に「欲しいなこれ。。。」
となってしまって、その日に予約してしまったんだ。。。
これはもう、しょうがない。
だって、とっても魅力的なカメラなんだから。
ちなみに今回は、マップカメラ楽天市場店さんで予約・購入したぞ。
良心的なお値段だったし、専門店だけあって、専用の段ボールでしっかり梱包して送ってくれた。
さらにちなみに、今ならボディーのみで20,000円分、レンズキットで25,000円分のキャッシュバックキャンペーン実施中。
そんなにお得でいいんですかオリンパスさん。。。
というわけで、新しく我が家にやってきた E-M1 Mark Ⅲ。
E-M1 Mark Ⅱ からはあまり変更がないということなんだけど、初代からは結構変わっているところがある。
ので、初代から Mark Ⅲ になって変わった点など、僕の感じたことを書いていこうと思う!
付属品などの紹介は割愛するぞ。
外観、操作系(UI)
外観、操作系(UI)は、かなり変更されているね。
Fn1ボタンがISOボタンに
初代でFn1ボタンがあった場所に、Mark Ⅲ ではISOボタンが配置された。
このボタンを押すことで、すぐにISO選択モードに入ることができるぞ。
Fn2ボタンが露出補正ボタンに
初代でFn2ボタンがあった場所に、Mark Ⅲ では露出補正ボタンが配置された。
このボタンを押すことで、すぐに露出補正モードに入ることができるぞ。
マルチセレクターが追加
これはかなり大きい変更だね。
設定画面での上下左右移動や、フォーカスポイントの移動に使うぞ。
中央で押し込むことで「決定」ボタンも兼ねる。
クリクリっと軽快に操作するというよりは、押し込みながらグリグリ操作する感じだ。
同様の操作は、従来どおり十字ボタンとOKボタンでももちろんできるぞ。
MENUボタンが左上に移動
マルチセレクターが追加されたことで、操作面右側が込み入ってしまったせいか、MENUボタンが左上に追いやられてしまった。
今までボタン類が全部右側に集約されていたことで、左手はカメラをホールドしたまま、右手だけでいろいろな操作ができていたけど、MENUボタンが左上に移動したことにより、必要に応じて一旦カメラのホールドをやめなければならなくなってしまった。
これは操作性の面でかなりのダメージだと思うぞ。
ただ、撮影中は基本的にMENUボタンを操作することないから、撮影スタイルに大きな影響を及ぼすことはないかもしれないね。
Fnレバーが左右反転
Fnレバーが左右反転することで、その軸部分に配置されていたAEL/AFLボタンが右寄りになって、押しやすくなっているぞ。
モードダイヤルの項目が変更
初代にあった
iAUTO、ART(アートフィルター撮影)、SCN(シーンモード撮影)、フォトストーリー(組写真)
がなくなって、MarkⅢでは
B(バルブ撮影/タイム撮影、ライブコンポジット撮影)、C1、C2、C3、C4(カスタム1〜4)
が追加されたぞ。
iAUTOとSCN(シーンモード撮影)は、機能自体が削除されている。
きっと、ハイアマチュア〜プロ向けに機能面もブラッシュアップされているんだね。
アートフィルターは、メニューのピクチャーモード選択から選択することができるぞ。
背面モニターがチルト式からバリアングル式に
チルト式では、縦持ちでのローアングル/ハイアングル撮影時にプレビューモニターで確認しながら撮影することができなかった。
バリアングル式になったことで、いろいろな持ち方、いろいろな角度での撮影に対応できるね。
ホットシューがブラック塗装からシルバーに
全身がブラックで統一されている E-M1 においては、パッと見すごく気になるところだ。
ここだけが妙に浮いて見えてしまう。。。
ホットシューカバーがL字型から1枚板に
初代ではホットシューカバーがL字型だったけど、Mark Ⅲ では一般的な1枚板形に変更されたぞ。
初代は電子ビューファインダーからホットシューまでがちょっと離れていたけど、Mark Ⅲ は電子ビューファインダーとホットシューが近くなったね。
初代も別にホットシューカバーは1枚板で良かったと思うけど、なんでL字型だったんだろう?
グリップ側のストラップ取り付け部が上面に移動
これは側面に付いていても特に使いづらさを感じなかったけど、SDカードスロットがデュアルになって側面を占領してしまったので移動した感じかな?
本体底面の製造元シールに中国語(繁体字)表記が
本体底面に貼られている製造元シールにでかでかと「奥林巴斯株式会社」「设计:东京奥林巴斯」「数码照相机 原产地:越南N」と書かれている。
それぞれ、「オリンパス株式会社」「設計:東京オリンパス」「デジタルビデオカメラ 原産地:ベトナム(「N」はなんだろ?)って意味だね。
英語で書かれている内容と同じ内容が繁体字でも書かれているんだね。
初代ではこの表記はなかった。
ちなみに、初代は MADE IN CHINA で Mark Ⅲ は MADE IN VIETNAM だ。
英語表記も、企業名が初代の「OLYMPUS IMAGIN CORP.」からMark Ⅲでは「OLYMPUS CORPORATION」に、モデル名も「MODEL NO.E-M1」から「MODEL NO.IM019」に変更されている。
また、Mark Ⅲでは、モデル名の右側に小さく「IPX 1」の表記が追加されているね。
これは防滴性能についての表記だ。「IPX 1」は、「垂直に落ちてきた水滴くらいなら防げるよ」っていう防滴性能だね。
あと、文字色が Mark Ⅲではグレーになってやや主張が抑えられている。
スロット、ポート
SDカードスロットが2つに(デュアルスロット、ダブルスロット)
撮った写真を、2枚のSDカードそれぞれに同時に保存したり、1枚目がいっぱいになったら2枚目に保存したり、といった使い方ができる。
同時に保存する場合、1枚目にはRAW、2枚目にはjpgといった保存の仕方もできるぞ。
SDカードを入れる向きが裏表逆に
初代ではSDカードの印刷面をボディーのレンズ側に向けて挿入していたのに対して、MarkⅢでは印刷面をファインダー側に向けて挿入するようになった。
外部デバイス接続端子がマルチコネクタから USB Type-C に
データの転送やファームウェアのアップデートなどでパソコンと接続するためのコネクタがマルチコネクタから USB Type-C に変更されたぞ。
PDにも対応していて、モバイルバッテリーからの充電も可能だ。
ヘッドホン端子が追加
φ3.5ステレオミニジャックが追加されたぞ。
映像撮影の際には必要になりそうだね。
操作感
グリップの握り心地が分厚く
右手でグリップを握ってみた瞬間、かなり分厚く重厚な握り心地になっていると感じたぞ。
本体サイズも結構変わっているけど、単体で見たときパッと見ではそんなにわからない。
並べて比べてみるとよくわかるね。
重さも結構重くなってるんだけど、そんなに気にならないかな。
OLYMPUS OM-D E-M1(初代)と Mark Ⅲ の本体サイズ
初代 | Mark Ⅲ | |
---|---|---|
幅 | 130.4 mm | 約134.1 mm |
高さ | 93.5 mm | 90.9 mm |
奥行き(突起部を除く) | 63.1 mm | 68.9 mm |
重さ(電池・カードを含む) | 約497 g | 約580 g |
シャッターの動作が軽やかに
「単写」の設定で、初代では「シャコッ!」という感じの音がして、振動も結構あったんだけど、Mark Ⅲでは「パタッ!」という感じの音になって、振動もかなり抑えられたぞ。
シャッターボタンの押し心地も、ほんの少し軽くなっている。
というわけで、OLYMPUS OM-D E-M1(初代)ユーザーの僕が Mark Ⅲ を使って感じたこと、どうだったかな?
ひとまず、ファーストインプレッション的なものを書いてみたぞ。
みんな、よかったら参考にしてみてくれよな!