無線マウスのポインタが止まる・飛ぶ・不安定 2つの原因とその改善方法

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無線マウスのポインタが止まる・飛ぶ・不安定 2つの原因とその改善方法

どうもこんにちは。
satoです。

今回は「無線マウスのポインタが止まる・飛ぶ・不安定 2つの原因とその改善方法」をお伝えしようと思います。

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便利な無線マウス でも無線ゆえのデメリットも

無線マウス、便利ですよね。
ケーブルがないだけでこんなにも快適さが増すのかと驚かされます。

ただ、有線マウスと違い、画面上のマウスポインタが「止まる」「飛ぶ」「不安定」といったデメリットもあります。
マウスを操作中にポインタが引っかかるような挙動をしたり、ポインタが突然瞬間移動してあらぬ方向に飛んで行ったりといった症状です。
このイレギュラーな挙動があるだけで不快感が増しますし、業務に支障を来たすこともあり得ます。

今回試した2つの施策

そこで、この無線マウスの不快な挙動を改善するべく試したのが下記2つの施策です。

  • レシーバーの設置位置変更
  • マウスの電池変更

これがどうやら(僕の場合は)効果てきめんだったので、皆さんにもお教えしたいと思います。

無線マウスのポインタが止まる・飛ぶ 不安定になる原因は?

無線マウスのポインタが止まる・飛ぶといったように不安定になる原因は、可能性としてはいろいろなものが考えられます。

  • マウスの電池・バッテリーが消耗している
  • デスクまたはマウスパッドにマウスのレーザーが乱反射している
  • 無線マウスのレンズに汚れが付着している
  • 無線マウスとレシーバーの間の電波障害
  • マウスの電池・バッテリーがそもそも出力不足

上記のような可能性が考えられる中、僕の環境で考えられるのが下記2点でした。

  • 無線マウスとレシーバーの間の電波障害
  • マウスの電池・バッテリーがそもそも出力不足


そこで今回、この2点を改善してみることにしたというわけです。

【施策1】無線マウスとレシーバーの間の電波障害を改善

無線マウスとレシーバーの間の電波障害を改善するため、下記2点を実施しました。

  • 無線マウスとレシーバーの間に障害物をなくす
  • レシーバーを無線マウスの近くに設置する

無線マウスのレシーバーは、マウスとの間に極力障害物を置かないようにし、マウスの近くに設置します。
ほんの些細な、一見障害にならなそうなことが障害になっている可能性もあります。
とにかく可能な限り障害物をなくし、可能な限りマウスとレシーバーを近づけます。

僕が今回試した改善方法は下表のとおりです。

改善前改善後
レシーバーをUSBハブに接続
USBハブには他の機器も同時に接続
USBハブはMacBook Proの背面に配置
レシーバーをMacBook Pro右側のポートに接続

改善前の状況

改善前は、レシーバーをUSBハブに接続しており、このUSBハブには外部ストレージや外部ディスプレイケーブルも一緒に接続されていました。

また、このUSBハブは MacBook Pro の背面に設置しており、レシーバーとマウスの間には MacBook Pro と金属製のノートPCスタンドが存在していました。

改善後の状況

改善後は、レシーバーを MacBook Pro 本体右側のUSBポートに直接接続しています。
これにより、レシーバーとマウスの距離が最大限近づき、障害物も皆無の状態になっています。

ちなみに、レシーバーは USB Type-A のため、そのままでは MacBook Pro に接続できません。
USB Type-A → USB Type-C の変換アダプタが必要です。

また、右側への突出を極力避けたかったため、L字型の変換アダプタを使用しました。

レシーバーの設置位置を改善したことでマウスポインタの不安定な挙動が改善

前述のとおりレシーバーの設置位置を改善したことで、マウスポインタの不安定な挙動が改善しました。

あくまでも「僕の場合はそうだった」というだけなので、すべてのケースに当てはまるかはわかりませんが、少なくとも僕の実体験としては、今回のレシーバー設置位置改善で無線マウスの不快な挙動を改善することができました。

ほんの数センチの距離、ほんの些細な物体が障害になる可能性

僕の改善前の状況を見てもらってもわかるかと思いますが、レシーバーとマウスの間にはたいして障害物などないように見え、レシーバーとマウスの距離も十分に近いように見えます。

が、ほんの数センチの距離、たいして障害にならなそうに見える物体が、無線マウスの挙動を阻害している可能性もあるということです。

【施策2】マウスの電池・バッテリーの出力不足を改善

レシーバーの位置変更でマウスの挙動は不満なく改善されましたが、さらなる安心感を求めるべく、電池の出力不足にも着目しました。

マウスの電池・バッテリーの出力不足に関しては、考えられる可能性が2つあります。
それが下記2点です。

  • マウスの電池・バッテリーが消耗している
  • (電池式の場合)マウスの電池の電圧が低い

①のほうは単純に「電池が減っている」状態なので、充電式なら充電してあげるか、交換式なら交換してあげればOKです。

が、今回の僕のケースでは②のほうを疑いました。
どういうことかというと、

僕は無線マウスにエネループの単三電池を使用していました。

エネループ等の充電式ニッケル水素電池は、電圧が1.2Vで、一般的なアルカリ乾電池の電圧1.5Vと比べて出力が弱くなっています。

その影響で、満充電であっても一部の電子機器ではバッテリーが満タンと認識されないケースもあったりします。

この点を疑ったというわけです。
この症状について詳しくは下記関連記事をご覧ください。

電池を1.2Vから1.5Vに交換することでマウスポインタの不安定な挙動が改善

無線マウスに使用していたエネループ(電圧1.2V)の単三電池を外し、SZEMPTY(電圧1.5V)の単三電池をセットしました。

すると、使用中に時折発生していたマウスポインタの不安定な挙動がなくなり、安定して動作するようになりました。

レシーバーの設置位置変更+マウスの電池変更 両方を実施して症状が改善

最初は、レシーバーの設置位置変更だけを実施しました。

これで症状はかなり改善され、時折マウスポインタが引っかかったりワープしたりする症状は亡くなったのですが、時折1秒間前後マウスポインタが停止してしまう症状が残っていました。

そこで、加えて電池の電圧を1.2Vから1.5Vに変更してみたところ、症状が完全に改善し、まったくストレスなく無線マウスを使用できるようになりました。

ためしに、レシーバーの設置位置を元に戻し、電池だけを1.5Vのものにして使用することも試しましたが、この状態ではマウスポインタの挙動不審な症状が再発してしまいました。

やはり、レシーバーの設置位置変更+マウスの電池変更を両方実施して症状がほぼ完全に改善するようだったので、現在ではこの状態に落ち着いています。

ただし、この改善施策を施しても、極々稀にマウスポインタが瞬間移動することがあります。
が、本当に極々稀に、忘れた頃にやってくる程度なので、「この程度はご愛嬌」と許せるレベルです。

というわけで今回は、「無線マウスのポインタが止まる・飛ぶ・不安定 2つの原因とその改善方法」をお届けしました。

いかがだったでしょうか?
読んでくださったあなたの参考に少しでもなれば嬉しいです。
それではまた次回。

無線マウスのポインタが止まる・飛ぶ・不安定 2つの原因とその改善方法

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