やぁみんな!
今回は、ついに SoftBank から MNP で IIJmio に乗り換えることを決意した僕が、iPhone 6s を SoftBank で使っていたときと IIJmio で使う場合の月額利用料金、端末代金、トータル料金を比較してみたぞ。
音声通話の利用状況や、よく通信をする相手とのキャリア相性など、諸条件で変わってくる部分もあると思うけど、“僕の場合はどうか”というのをまとめた。
金額は全て消費税別の金額に統一して記載しているぞ。
SoftBank と IIJmio の月額利用料金比較
僕は自宅と職場でwi-fiを使うので、LTEや3G回線を使う機会があまりない。
IIJmioのプランはミニマムスタートプラン(データ通信3GBまで・900円/月)でもよかったんだけど、ひとまず余裕を見てライトスタートプラン(データ通信5GBまで・1,520円/月)にしておいた。
利用状況に応じてプラン変更はできるからね。
ちなみにSoftBank時代のデータ通信制限は7GB+500MB/月だった。
でもだいたいの月で1GBちょい、たまに1GB未満の月や2GBを超える月があって、ごくたまにイレギュラーで3GBをほんのり超える月がある程度だったぞ。
項目名 | SoftBank ホワイトプラン |
IIJmio ライトスタートプラン |
---|---|---|
基本使用料 | 934円 | 1,520円 |
パケット定額料等 | 5,200円 (パケットし放題フラット for 4G LTE) |
0円 |
通話料・通信料 | 0円 | 0円 |
オプションサービス料 | 1,966円 (S!ベーシックパック、ソフトバンクWi-Fiスポット(無料)、AppleCare+※消費税対象外、テザリングオプション、iPhone基本パック) |
300円 留守番電話サービス |
その他 | 2円 (ユニバーサルサービス料) |
0円 |
月々割 | -2,625円 | 0円 |
音声通話機能 | 0円 | 700円 |
消費税 | 384円 | 177円 |
月額合計(税込) | 5,861円 | 2,697円 |
SoftBankの月々割は、端末代金に適用して“実質負担額”のような打ち出し方をしているけど、ここではわかりやすくするために月額利用料金に含めた。
というわけで、SoftBank と IIJmio の月額利用料金の差額は、この例では3,464円となっているぞ。
通話・通信料
もちろん月によってバラつきがある。
ただ、僕の場合で SoftBank と IIJmio を比較する場合、料金体系は同キャリア間の無料通信を除いて違いがないので、乗り換え後も特に変化はないだろう。
そもそも、ほぼ料金が発生するような使い方をしていない。
[ホワイトプラン]どのような人におすすめですか? | モバイル | ソフトバンク
料金・仕様 | 音声通話機能付きSIM(みおふぉん) | IIJmio
オプションサービス料
こちらは人によってバラつきがあるよね。
AppleCare+やテザリングオプションは、付けていないおともだちもいるんじゃないかな。
ホワイトプラン オプション・割引一覧 | オプション・割引 | 料金プラン | モバイル | ソフトバンク
ただ、「S!ベーシックパック」や「iPhone基本パック」はSoftBankでiPhoneを使う上では“オプション”ではなくて“必須”であって、加入しないと利用できないね。
これを“オプション”としてくくっている時点で、料金の明記のしかたとしては不明瞭だよね。
S!ベーシックパック | スマートフォン | 料金プラン | モバイル | ソフトバンク
iPhone 基本パック | 基本パックサービス | サービス | モバイル | ソフトバンク
キャリアの場合、留守番電話機能にはオプション料金がかからないけど、MVNOの場合はオプション料金がかかる場合がほとんどだ。
MVNO事業者によっては留守番電話機能自体が用意されていない場合もあるみたいだぞ。
僕は利用しなかったけど、IIJmioには有害サイトブロックやウイルス対策などのオプションも用意されている。
その他
「ユニバーサルサービス料」というよくわからない項目があるけど、こういうものらしいぞ。
ユニバーサルサービス料 | オプション・割引 | 料金プラン | モバイル | ソフトバンク
このあたりは、しかたのないものなんだろう。
iPhone端末代金はどうなる?
今使っているiPhone
キャリアでiPhone(に限らずスマホやケータイ)を購入する場合、2年縛りを前提とした24回分割で端末代金を支払っている場合がほとんどだろう。
僕もそうで、毎年iPhoneを発売日(または数日以内)に購入しているので、常に2台分のiPhone端末代金を分割で支払っていることになる。
この代金は、SoftBankサポートの人によると、解約時に一括で払うか、端末代金だけを引き続き分割で払うか、どちらでもいいそうだ。
僕の場合は現時点で、iPhone 6sの端末代金残額が84,660円(18回分)、iPhone 6の端末代金残額が23,520円(6回分)ある。
一括で支払うにはちょっと大きい金額だけど。。。
いっそ支払ってしまうか。。。ちょっと検討しようと思うぞ。
次に購入するiPhone
次からは当然SIMフリー端末を購入することになる。
IIJさんはAppleとiPhoneの取り扱い契約を交わしていない(というかMVNO事業者でAppleとiPhoneの取り扱い契約を交わしている事業者はない)ので、まぁそういうことになるね。
ちなみに現在、iPhone 6s 128GB シルバー SIMフリー版をAppleストアで購入する場合の金額は、101,800円となっている。
iPhone 6sとiPhone 6s Plusを購入 – Apple (日本)
SoftBankでの端末代金が1回あたり4,980円の24回払いなので、総額で119,520円。
月々割を端末代金に適用するなら、月額2,625円×24か月=63,000円の割引になるんだけど、月々割は↑の月額利用料金の方で計算しているので端末代金は割引なしとする。
項目名 | SoftBank (キャリア端末) |
IIJmio (SIMフリー端末) |
---|---|---|
端末代金(例:iPhone 6s) | 119,520円 | 101,800円 |
2年間使った場合の端末代金+月額利用料金トータル
“SoftBankで月々割を適用するためには2年間使い続ける必要がある”という前提のもと計算するぞ。
項目名 | SoftBank ホワイトプラン |
IIJmio ライトスタートプラン |
---|---|---|
端末代金 | 119,520円 | 101,800円 |
利用料金(24か月) |
140,664円 (5,861円×24か月) |
64,728円 (2,697円×24か月) |
合計金額 | 260,184円 | 166,528円 |
2年間使い続けた場合、IIJmio のほうが SoftBank より93,656円安いということになる。
これを24か月で割ると、月々約3,902円安くなる計算だ。
驚きの差額だね。
その他の費用
これは継続してかかる費用とは別に、乗り換え時にのみかかってくる費用だ。
転出費用
SoftBankから転出するにあたり、かかってくる費用がある。
MNP手数料 | 3,000円 |
---|---|
2年縛り解除 | 9,500円 |
転入費用
逆に、IIJmioに転入するにあたりかかってくる費用もあるぞ。
SIMカード代金 | 600円(Amazon.co.jp限定フラストレーションフリーパッケージ) |
---|
キャリア(僕の場合はSoftBank) or MVNO の選定基準は料金面だけじゃない
料金面だけを見るなら、キャリアで使い続ける理由は見当たらない。
ただし、MVNOを利用する場合、サポート面や、無料通話、家族割引などのサービスといった、キャリアならではのサービスをMVNOでは受けられない場合が多い。
また、そのMVNOのSIMが最新機種で使えるかどうか、その都度動作確認のアナウンスを待つ必要がある。
デメリットがないわけじゃないんだ。
実際乗り換えに踏み切るのであれば、総合的に検討する必要があると思うぞ。
さて、どうだったかな?
同じようなキャリア→MVNOの乗り換えを考えているおともだちは、よかったら参考にしてみてくれよな!