やぁみんな!
今回は、MacBook Pro (Retina, 13-inch, Early 2015) のバッテリーが膨張してトラックパッドが浮き上がってきたので修理に出してきた話をしようと思うぞ。
以前、MacBook Pro (15-inch, Early 2011) のバッテリーが膨張して、トラックパッドが浮き上がったことがあった。
同じ症状が、MacBook Pro (Retina, 13-inch, Early 2015) でも発生してしまったんだ。
初期症状は筐体底面の膨らみだった。
そのせいで、四隅についている滑り止めの樹脂が接地しなくなり、パームレストに手首を置くとガタガタと筐体が動いて使いづらかった。
修理に出そう出そうと思いつつ、「でもまぁ使えるからまだいいか」と使い続けていたんだ。
やがて、ディスプレイ面を「パタン」と閉じることができないほどキーボード面が膨張し始め、トラックパッドの左上(キーボード寄り左側)が出っ張り始めた。
「これはさすがにまずい」と思い始めた矢先、新しい MacBook Pro のラインナップが発表されたものだから、すかさず注文し、晴れて Early 2015 を修理に出すことにしたんだ。
Early 2011 のときは、サードパーティー製のバッテリーを購入して自分で交換したけど、 Early 2015 のバッテリー交換はさすがに難しい。
今回は Genius bar に持ち込み、預けてきたぞ。
バッテリー交換は19,800円(税別)
予約したのは Apple Store 銀座店の Genius bar だ。
予約の時間より15分ほど早く着いたものの、すぐ席に案内してくれて、すぐにお兄さんが対応してくれた。
症状をヒアリングしてもらい、ハードウェアの検査、そして見積もり金額の提示とスムーズに進行。
見積もり金額は消費税別の19,800円だ。この金額は Apple の Web サイトでも公開されているね。
お高いけどまぁしかたない。交換しないと、お兄さんいわく「えげつないくらい膨らむ」そうだからね。。。
MacBook のバッテリーは膨らむようにできている!?
Genius bar のお兄さんいわく、「MacBook (MacBook Pro) のバッテリーは爆発しないように膨らむように作られてるんです」とのことだった。
つまり、MacBook (MacBook Pro) は、使っているうちに経年変化でバッテリーが膨らむ仕様ということだ。
そりゃまぁ爆発されるよりははるかにマシだけど、だからって3年使うとバッテリーが膨らんじゃうっていうのも、ちょっと、ねぇ。。。
だってそうなっちゃうと、3年ごとに2万円ちょい払ってバッテリーを交換しないといけないわけで、なんだかサブスクリプションサービスを利用しているみたいな感じだよね。。。
まぁ、すべての形あるものにはやがて終わりがくるわけだから、膨らまないにしても機能の低下や交換の必要性は免れないけど。。。
ただ、そうなってくると気になるのは、↓こういった話題だよね。
Apple、MacBook Proの一部を対象にバッテリーを無料交換 | TechCrunch Japan
これはつまり、“仕様としての膨張”ではなく、“意図しない膨張”に対する対応ということなんだろうか。
“仕様としての膨張”と“意図しない膨張”の区別を、どう判断するんだろう。
とっても気になるなぁ〜!
翌々日「製品をお渡しする準備ができました」のメール
Genius bar に預けた翌々日には、「製品をお渡しする準備ができました」という件名のメールが届いたぞ。
ちなみに受信時間は11:46。早いね。
早速受け取りに行きたいところだけど。。。
時間的な余裕もないし、手元には新しい MacBook Pro があるから困ることもない。
後日受け取りに行くことにする。
無事受け取り
台風が過ぎ去って晴れた日曜日の午後、Apple Store 銀座へ。
さすがに日曜日の午後ともなると、なかなかの混雑具合だ。
それでも10分ほどで席に案内され、無事、バッテリー交換済みの MacBook Pro を受け取ることができたぞ。
席に着くと、電源が入ることを確認。
本人確認の書類(僕の場合は免許証)を提示して、QUICPayで支払って受け取り完了だ。
修理後の状態
バッテリー交換は、トップケース(筐体のキーボード部分全体)ごと交換ということもあり、キーボード部分が新品のようになって(実際この部分だけは新品)帰ってきたぞ。
トラックパッドの出っ張りも、ボディーの膨らみも、完全に解消されて元どおりだ。
パームレストに手首を置いても全然ガタガタしない! そうだよ! これだよ!
それ以外の部分は元の状態で戻ってきた。
底面の蓋も、膨らんだせいでデスクと擦れて付いた擦り傷はそのまま戻ってきたぞ。
ディスプレイも、指紋や手脂がベタベタ付いているということもなく、ちょっと拭き跡が残っているような感じだった。
さて、これでスッキリした Early 2015 には、2018 に万が一何かあったときの非常用としてスタンバイしてもらうことにする。
今までは 2011 がその役割だったけど、これで 2011 は引退かな。
それにしてもバッテリー交換は高くつくなぁ。。。
薄型化、小型化の代償はなかなかに高かったということか。。。
みんな、よかったら参考にしてみてくれよな!