やぁみんな!
今回は、印刷物や画像からフォントを抽出してフォント名を調べることができるアプリ「WhatTheFont」をご紹介するぞ!
たとえば、ページタイトルや見出しのフォントに何を使おうかと考えていて、何かの雑誌から「そうそう、こんな感じ!」ってインスピレーションを受けたり、あるいは、街中を歩いていて、ふと「あ、このフォントあの案件に使えそうだな。なんてフォントだろ?」なんて経験、みんなもあるんじゃないかな?
そんなときに役に立つのが、この「WhatTheFont」。
このアプリを使えば、iPhoneでフォントを撮影して、そのフォントの名前を調べることができるんだ。
写真を撮影して調べることもできるし、写真フォルダの中から選んで調べることもできるぞ。
やってみよう!
調べたいフォントを撮影
今回は“例えば”なので、Illustrator上に表示したフォントを使用するぞ。
「WhatTheFont」と打ってみる。フォントは僕の好きなフォントのひとつ、「Futura」だ。
「WhatTheFont」を起動したら、「カメラで写真を撮る」で撮影!
調べる範囲を選択
撮影した写真の中から、調べたいフォントの部分を選択するんだ。
分解して検索がスタート
選択範囲を決めて「次へ」をタップすると、1文字ずつに分解して検索し始めるぞ。賢いね!
結果発表
検索結果発表!
めでたく「Futura」という結果が出たね!
今回使ったフォントは、正確には「Futura Bk BT」だったけど、「Futura」は正解だ!
他にも、「Geometric 706 Medium」や「Golden Days Strays」といった、類似フォントが候補として表示されたぞ。
検索結果はメールで送信することができるぞ。
ちなみに「仕替える」は、「やり直す」のことらしいんだ。
他のフォントも試してみた
他のフォントでも試してみた。
「Arial」「Helvetica」「Myriad」「Times」「Lucida」といったメジャーなフォントを試してみたんだ。
結果は。。。「Arial」だけ正解を見つけることができた。
「Helvetica」「Myriad」「Times」は、残念ながら他の類似フォントしか提示してくれなかったぞ。
「Lucida」に至っては、正常にフォントを読み取ってくれなかった。
それもそのはず。ヘルプを見てみると、
- 読みやすいローマ字(20文字以下)が良い。
- フォントは斜めにせず、水平に撮影すると良い。
- 数珠つなぎの文字を見分けることはできない。
- 背景は明るいほうが良い。
といったことが書かれている。なるほど。
今のところ欧文フォントのみ対応で、精度はそれほど高くないけど、なんとなくイメージに近いフォントを探すには、きっと役立つと思うんだ。
みんなも、良かったら試してみてくれよな!
WhatTheFont – MyFonts Inc.
価格 : 無料
販売 : Bitstream Inc. dba MyFonts
開発 : MyFonts