iPhone 6 を配送修理に出してみた。

このページには広告が含まれています。
iPhone 6 を配送修理に出してみた。

やぁみんな!
今回は、iPhone 6 を配送修理に出してみたので、そのレポートをお届けするぞ。

以前、iPhone 6 の傷ついたガラスを酸化セリウムで磨いて(削って)みたわけなんだけど、キズはなくなったものの、凹み部分の光の反射や屈折がやっぱり気になるのでガラスを交換してもらうことにしたんだ。

見たい項目をタップ!

持ち込みか配送か

iPhoneを修理に出す方法は2通りある。
Genius Bar(Apple直営店)に持ち込むか、配送修理を依頼するか、だ。
非正規ルートでの修理は選択肢に入れない。

Genius Bar に持ち込むと、ディスプレイの交換くらいならその場で対応してくれるはず(以前 iPhone 4 を持ち込んだときは15分くらいで交換してくれたぞ)だけど、今回は配送修理を依頼してみることにした。
その流れを紹介していこう。

配送修理の流れ

配送修理に出す場合の流れは以下のとおり。

  1. 配送修理を申し込む(Webか電話)
  2. 「修理サービスのご依頼についての確認」メールが届く
  3. 「修理のお申し込み完了のお知らせ」メールが届く
  4. iPhoneのバックアップをとり、SIMを取り出す
  5. 配送業者さんが梱包材を持って集荷に来てくれる
  6. 裸のiPhoneを渡す
  7. 「お客様の製品を受領いたしました。」メールが届く
  8. ソワソワしながら待つ
  9. 「修理完了のお知らせ」メールが届く
  10. 修理完了したiPhoneが届く

なお、AppleCareに加入していると、「エクスプレス交換サービス」というサービスを受けることができる。
これは、手元からiPhoneがなくなる期間を無くすことができるサービスで、まず、交換端末が手元に届き、それと引換に故障端末を返送するというサービスだ。
エクスプレス交換サービス料金が別途かかるのと、一時金として新品端末代金をクレジットカードで仮払いする必要がある。
故障端末の返送が確認された段階で、仮払いした金額は返金されるぞ。
エクスプレス交換サービスについて詳しくはAppleのサポートページを参照してくれ。

今回は、エクスプレス交換サービスが電話でしか申し込めないことを知らず、普通の配送修理になってしまった。

実体験レポート

配送修理を申し込む

AppleのWebサイトにアクセスして、「サポート」「iPhone」「修理とサービス」「画面の損傷」と進み、「修理サービスを申し込む」をクリック。

配送修理」をクリックして、必要事項を入力していく。

入力、送信が完了すると、すぐに「修理サービスのご依頼についての確認」メールが届いたぞ。

その30分後くらいに、「修理のお申し込み完了のお知らせ」メールが届いた。
このあとの手順や、修理費用について記されているメールだ。

1日目:修理端末をクロネコヤマトさんに預ける

指定した日の指定した時間帯(土曜日の昼過ぎ)に、クロネコヤマトの配送員さんが集荷に来てくれた。

最初、何も持たずに集荷に来られたので「あれ?」と思って、「返送用の梱包材が送られてきてるはずなんですけど」と伝えたところ、一旦営業所に戻り、梱包材を持ってきてくれたぞ。

普通にヤマトさんの梱包材を持ってきてくれたんだけど、このとき僕は新端末と引換のつもりだったので、「あ、持ってかれちゃうんだ。。。」と残念な気持ちになったんだ。

それはそれとして、iPhoneを初期化、SIMを取り外して、裸のままヤマトさんに託す。

そのあとすぐにWebで調べて、エクスプレス交換サービスはWebからの配送修理申し込みとは別で、電話で申し込まなければならないことを知ったよ。

手元に旧機種が残っている人はそれで代用できるけど、そうじゃない人は修理完了までの間、完全に手元からiPhoneがなくなってしまうので注意が必要だね。

2日目:「お客様の製品を受領いたしました。」メール

iPhoneをヤマトさんに預けた翌日の夕方、Appleから「お客様の製品を受領いたしました。」メールが届いたぞ。
日曜日も対応してくれているんだね。
助かるなぁ。

そのメールには、Repair ID と、修理状況確認ページのURLが記載されていた。

3日目:「修理完了のお知らせ」メール

Appleに僕のiPhoneが届いた翌日の夕方にはもう、「修理完了のお知らせ」メールが届いた。
「製品を発送いたしました。」という見出しと修理 ID、宅配業者名、配達伝票番号が記載されていたぞ。

4日目:修理完了したiPhoneを受け取る

昼間は家にいなくて受け取ることができないので、ちょいちょいヤマトさんの配送状況をWebで確認しつつ、持ち戻りの表示を確認してから再配達を依頼。
夜、無事受け取ることができたぞ。

ガラスは交換されて、ツルツルになっていた。

ただ、ガラス面もボディ裏面も、指紋や手油、細かなゴミなどが付着して、あまり気分のいい状態ではなかった。
これがヤマトさんの梱包中に付着したものなのか、Appleでの修理中に付着したものなのかは、わからない。

また、画面のフチ(ガラスの内側の白い塗装の部分)がほんの少しだけ欠けているような状態が確認できた。
まぁ、これくらいは許容するべき内容かもしれない。
Apple製品とはいえ、品質には若干の個体差があると理解するべきなんだろう。

まとめ

配送修理はスピーディーだった。
手元からiPhoneがなくなっている期間は約3日間だ。
これは配送状況や修理の対応状況にもよるのかもしれないけど、最短3日と考えておけば良さそうかな。

失敗だったのはエクスプレス交換サービスの申し込み方を勘違いしていたことだね。
これさえ間違えなければ、若干の料金はかかるものの、もっとスピーディーに交換が完了していた。

それから、裸のiPhoneを配送業者さんに預けるというのも、考えてみれば不安が残るよね。
預けてから梱包してくれる間に、傷や汚れがついてしまう可能性を完全には否定できない。
梱包材を受け取って、自分で梱包してから預けるのが、賢いやりかたかもしれないね。

といったところで、iPhone 6 の配送修理体験レポートは終了だ。
みんなも、近くに Genius Bar がないときや、持ち込むのが面倒なときは、配送修理やエクスプレス交換サービスを利用してみるといいかもしれないぞ。

余談:iPhone修理はAppleに頼むか非公式業者に頼むか

iPhone の販売元である Apple は、もちろん iPhone の修理対応をしてくれるんだけど、Apple 以外にも iPhone はじめスマートフォンのガラス交換やバッテリー交換といった修理をしてくれる業者(非正規修理業者)があるね。

ガラス(を含むフロントパネル)交換やバッテリー交換などは、工具とパーツと知識さえあればできる作業なので、よほど信用できない業者でない限り、作業品質という点に限って言えば大きな問題はないのかもしれない。
厳密には、正規修理工場内にしか提供されていない工具があるかもしれないし、正規修理工場内にしか公開されていないノウハウがあるかもしれないので、「問題ない」と断言はできないけどね。

そして、パーツそのものが正規品かそうでないかという問題がある。
Apple は、非正規修理業者にパーツを正規販売していない。
つまり、非正規修理業者の使用するパーツそのものについては、少なくとも Apple が品質を保証するものではないってことだ。

なおかつ、正規ルート以外で修理分解された iPhone は、Apple の保証対象外になる。
非正規修理以降もし何かあっても、Apple は保証内では対応してくれない。

修理にかかる費用も、非正規修理業者が Apple に比べて安いということもない。

非正規修理業者に依頼するメリットがあるとすれば、
持ち込みたい場合で、近場に Apple Store がないけど、非正規修理業者ならある
という場合くらいかな。

配送修理を依頼する場合に関しては、非正規修理業者を利用するメリットは思い当たらない。

最終的には各々の判断ということになるけど、僕は Apple 公式以外で iPhone を修理する気にはならないなぁ。。。

iPhone 6 を配送修理に出してみた。

役立つ情報の更新をいち早くキャッチ!

記事はお役に立ちましたか?
  • URLをコピーしました!
見たい項目をタップ!