やぁみんな！
Appleの新製品発表イベントWWDC2012が開催されたね！
何が発表されるかワクワクしていたおともだちは多いんじゃないかな？
発表されたのは大きく３つ。
- Retina MacBook Pro
- OS X Mountain Lion
- iOS 6
だった。
講演は約２時間。
時間配分的には、MacBookに約30分、Mountain Lionに約20分、iOS 6に約40分を使った感じ。
講演開始から約15分ほどはティム・クックCEOが登壇してApple製品の現状や功績について。
講演の最後約10分ほどは、再びティム・クックCEOが登壇しての総括だ。
- Apple – Apple Events – Apple Special Event June 2012
- Live WWDC 2012 keynote coverage – gdgt live
「iPhoneの発表はないだろうなー」と思いつつほんのり期待していたおともだちもいると思うんだけど、これはやっぱりなかったね。
さて、どんな内容の講演だったのか、簡単に見ていこう。
Retinaディスプレイを搭載、光学ドライブを排除
薄く軽くなったMacBook Pro
フィル・シラー氏が登壇し、MacBook Air、MacBook Proについて、新しくなった点を発表したぞ。
CPUやGPU、flashストレージの強化、USBポートの3.0対応など、順当に進化したMacBook製品が発表された。
そしてそのあと、「Next generation MacBook Pro」と銘打って発表されたのが、Retinaディスプレイ搭載の新しいMacBook Proだ。
フィル・シラー氏は「私たちがかつて作った中で最も美しいコンピューター」と説明。
まずはその薄さと軽さについて熱弁。
ディスプレイ側を人差し指と親指でつまむしぐさを見せて、その薄さを強調。
畳んだときの厚さは0.71インチ（約18mm）。
重さは4.46パウンド（約2.02kg）だ。
「しかし最も“amazing”なのは、この“gorgeous”なディスプレイです。そう、Retina Display」。
対角15.4インチ、2880 x 1880ピクセル（総ピクセル数5,184,000ピクセル）。
220ppi。
スクリーンには美しい映像を映し出すRetina MacBook Proが。
伴って、Safari、iPhoto、Aperture、Final Cut Pro 10といったアプリケーションのアップデートが行われることも報告。
また、内部設計が完全に再構築されたとも説明。
外装、CPU、GPU、flashストレージについての説明がなされたあと、スペック概要とお値段発表だ。
そのお値段、2199ドルから！
日本では184,800円からの販売だ。
そして「今日から販売開始です」と。
Retinaディスプレイ搭載のMacは登場を待つ声が多かったし、「そろそろじゃないか？」みたいな流れにはなってたと思う。
ただ、MacBookに関しては、WWDC開催前、「現行機種からほとんど変わらない」みたいな噂が流れたこともあって、ちょっと微妙な雰囲気もあった。
ところがふたを開けてみれば、なるほど、アップデート版とRetinaディスプレイ版が用意されていたんだね。
Retinaディスプレイは、たしかに写真や映像を美しく見せてくれる。
でも、そもそもそれに耐える写真や映像が提供されていることが前提だ。
既存の解像度に向けて作られたコンテンツをRetinaディスプレイで見たときにどういう見え方になるか、気になるところではあるよね。
文字がすごい読みやすくなるのは間違いないけどね。
ともあれ、すごいのが出てきた！
流通が落ち着くころ、Appleストアにでも見に行ってみよう！
アップル MacBook Pro Retinaディスプレイモデル 実機ギャラリー＆動画 – Engadget Japanese
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MacBook Pro (Mid 2012) ベンチマーク － MACお宝鑑定団 blog（羅針盤）
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iCloud対応の強化、iOSとの親和性をさらに向上
OS X Mountain Lion
続いてはクレイグ・フェデリギ氏が登壇。
OS X Mountain Lionと、その新機能について説明したぞ。
コンピュータがスリープ状態のときに、メール、カレンダーなどの同期やソフトウェアアップデートをしてくれる「Power Nap」、文字入力を補助する音声認識機能、Safariの機能強化、iOSでおなじみのNotification Centerなど、たくさんの新機能が発表された。
発売時期は2012年7月。
お値段は19.99ドル（日本では1,700円）だ。
アップル、OS X Mountain Lion を7月に発売。1700円 – Engadget Japanese
新機能満載のOS X Mountain Lionが7月に登場、19.99ドル : ギズモード・ジャパン
寝ている間に仕事をこなす、Mountain Lionの新機能「Power Nap」 : ギズモード・ジャパン
強化されたSiri、独自開発のMapアプリなど
新機能満載のiOS 6
続いてスコット・フォーストール氏が登壇。
iOS 6とその新機能について。
ここをいちばん聞きたかった！
Siri
まずは俄然強力になったSiri。
スポーツの試合結果やシーズン情報、選手の詳細まで教えてくれちゃう。
近場のおいしいレストランを見つけたり、映画のチケット予約・購入なんかもできるようになるんだ。
また、Siriにアプリを起動してもらうこともできるようになるとのこと。
さらには、自動車メーカーと提携して、クルマにSiriの起動ボタンを設置する計画「Eyes Free」も進行中とか。
スライドでは、ステアリングの親指で触れる位置にSiriの起動ボタンが設置されるイメージが公開されたぞ。
BMW、GM、メルセデス・ベンツや、TOYOTA、HONDAなどが、その提携相手として発表された。
そんなSiriは、新しいiPadでも使えるようになるぞ。
地図
Appleはgoogleの地図とお別れして、独自の地図を用意した。
ベクターで描画されるなめらかな地図だ。
また、まるで写真みたいな3D描画の地図も用意されている。
この新しい地図は、Siriと統合されていて、声で操作することができるとのことだぞ。
続いてfacebookの統合。
写真やWebサイト、地図、聴いている音楽などを、簡単にfacebookに投稿できるようになる。
電話
電話では、かかってきた電話に出られないとき、Messageで簡単な返事を送ることができるようになる。
返事はあらかじめ数種類が用意されているぞ。
また、寝ている間に電話で起こされたくない人のための機能として、着信を通知しない設定をすることができる。
これを設定している間でも、例外として通知してほしい相手など、細かく設定ができるとのことだぞ。
FaceTime
これまでWi-Fi環境でしか使えなかったFaceTimeが、携帯電話回線でも使えるようになる。
メールの作成画面から写真を添付できるようになる。
Safari
Mountain Lion のSafariとタブの同期ができる。
Offline Reading Listでは、リストに登録してあるWebページをオフラインでも閲覧可能に。
そして、Webサイトへのファイル（写真）アップロードができるようになるんだ。
Passbook
飛行機や映画館といった、交通機関やエンターテインメント施設のチケットやクーポンをまとめて管理できるアプリだ。
Passbookでは、使いたいチケットやクーポンをiPhoneの画面に表示させ、そこに表示されているバーコードを読み取らせて使用するとのこと。
そもそもチケットやクーポンの管理をバーコードでおこなっている施設なら、新たに専用の機器を導入する手間もないね。
アクセシビリティー面での機能強化
体の不自由な人に向けたアクセシビリティー面での機能強化や、教育現場での利用に向けた機能追加など。
医療・教育の現場でもさらに利用価値が高まりそうだね。
リリースは2012年秋
iOS 6 のリリースは2012年秋とのこと。
対応デバイスは以下のとおりだ。
- iPhone 3GS / 4 / 4S
- iPad 2 / 新しいiPad
- iPod touch 第4世代以降
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アップル、iOS 6 の新マップを発表。ベクタ化と3D対応、Siri統合、独自の周辺検索など – Engadget Japanese
アップル iOS 6 発表、新マップやFacebook統合、Siri強化など新機能多数 – Engadget Japanese
Apple、WWDCでiOS 6を発表：独自マップ、Facebookと連携、Siriの強化、他新機能もりだくさん – TechCrunch Japan
Siri、アプリケーションの起動が可能になり、新しいiPadでも利用可能に – TechCrunch Japan
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Mac Pro、AirMac Expressなど、その他の製品・サービスもアップデートあり
ざっと紹介してきたけど、ここで紹介している以外にもアップデートされている製品やサービスがある。
MacBook Proに絡めて紹介されたMagSafe 2やThunderBoltアダプターなど、なかなか盛りだくさんだぞ。
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Final Cut Pro XがRetinaディスプレイに対応 : ギズモード・ジャパン
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まとめ
インパクトとしてはやっぱり、Retinaディスプレイ搭載のMacBook Proが大きいよね。
個人的には、iOS 6の新しい地図アプリがどれほどの実力か、早く使ってみたいな。
Appleがgoogleの地図と決別したいきさつなんかも、気になるところだけど。
あとは、その地図もそうだけど、Siriの新しい機能やPassbookといったあたりが、日本ではいつ頃から使えるのかっていうのも、気になるよね。
そして、iOS 6 が2012年秋にリリースされる（予定）ということは、新しいiPhoneも同時にリリースされる可能性が高いってこと。
これも楽しみに待ちたいよね。
速報：アップル WWDC 2012 基調講演、新発表まとめ – Engadget Japanese
Retinaディスプレイの新MacBook Pro、新機能満載のiOS 6など。アップル発表会 #WWDC2012 « WIRED.jp 世界最強の「テクノ」ジャーナリズム
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【 WWDC 2012 基調講演 】「 iOS 6 」 発表。〜 新たに搭載される200以上の新機能から紹介された8機能をまとめました。 | 覚醒する @CDiP
