やぁみんな!
今回は AirPods 第3世代を試したら軽快な着け心地が快適で最強だった話をしようと思うぞ。
- AirPods 第3世代の使用感がわかる。
- AirPods 第3世代がどんな用途に適しているかがわかる。
AirPods 第3世代が来た!
AirPods といえば、完全分離型 Bluetooth ワイヤレスイヤホンを世の中に定着させた魔法のようなデバイスだよね。
2016年12月に発売されて、イヤホンで音楽を聴くスタイルを一変させたいわばゲームチェンジャー的存在だ。
余談だけど、これって iPod が2001年10月に発売されて音楽の聴き方を一変させたのと似ているよね。
AirPods シリーズは、2019年3月に AirPods 第2世代が発売、2019年10月に AirPods Pro が発売、2020年12月に AirPods Max が発売され、着々と磨き上げられてきている。
そんな中、2021年10月26日に AirPods 第3世代が発売されたよね!
僕は AirPods Pro を使っていて、これといって不満はなかったんだけど、無印 AirPods の装着感を久々に味わいたかったのと、連続稼働時間がかなり伸びたみたいだったから、ちょっと使ってみようと思ったんだ。
AirPods 第3世代購入の決め手
- リモートワークが定着して通勤時間に使うことがなくなったので遮音性を気にしなくて良くなった
- カナル型じゃない軽快な装着感が恋しくなった
- ビデオ通話で長時間話す仕事が増えてきた
遮音性を気にしなくて良くなった
これは大きいよね。
屋外で音楽を楽しもうと思ったら無印 AirPods っていう選択肢はない。
地下鉄にでも乗ろうものなら、音楽なんて一切聞こえないからね。
騒音のある屋外で音楽を楽しむなら AirPods Pro か AirPods Max っていう選択になる。
でも、新型コロナウイルスの登場で働き方が一変して、本当に外出する機会が減った。
家の中でリモートミーティングをしたり、音楽や動画を楽しんだりっていうのが主な使い方になったから、外部からの騒音をシャットダウンするための密閉性もノイズキャンセリングもさほど重要じゃなくなったよね。
カナル型じゃない軽快な装着感が恋しくなった
無印 AirPods の強みはとにかくこれだと僕は思っている。
本当に着けているのを忘れてしまうくらい自然な着け心地で、「快適」の一言に尽きるんだ。
もちろん AirPods Pro の着け心地が悪いというわけじゃない。
AirPods Pro だって十分に快適な着け心地だ。
ただ、カナル型独特の、耳の中がギュッと密閉された感覚が、ちょっと気になってしまう時があるんだよね。
あのフィット感が心地いい時もあるんだけど。
ビデオ通話で長時間話す仕事が増えてきた
リモートワークが定着してきて、リモートミーティングをする機会が増えたよね。
とはいえ、ミーティングはだいたい30分とか1時間くらいのことが多いから、AirPods Pro でも余裕で対応できる。
でも最近、ビデオ通話で2時間〜3時間くらい、お客さんにレクチャーをしたり相談に乗ったりする仕事が増えてきたんだ。
話している途中で AirPods Pro が消耗して「ポンポポポン」と鳴り出すケースが出だした。
そうなると、バッテリーの消耗が激しい片方を外して充電している間もう片方で話を続けて、そっちが消耗してきたら充電していた片方とチェンジ。。。という感じで話し続けなければならなくて、話に集中しづらいんだよね。
AirPods 第3世代のいいところ
AirPods 第3世代の何がいいって、これはもうその軽快な装着感と連続稼働時間に尽きるんじゃないかな。
もちろん、iPhone などの Apple 製品との親和性がメチャ高いっていうのもそうだよね。
着けているのを忘れるほど軽快な装着感
これは初代のときから変わらない、無印 AirPods の大きなメリットだ。
耳に「スポッ」っと引っ掛けるように装着するだけだから、本当に軽快で快適。
耳の穴にググッと押し込むカナル型だと、どうしても圧迫感を感じてしまったり、接触している部分が痛くなってしまったりすることがある。
でもインナーイヤー型の無印 AirPods なら、圧迫感は全然ないし、カナル型よりは耳が痛くなることも少ないと思うぞ。
耳に「スポッ」っと引っ掛けるように装着する無印 AirPods だけど、「ポロッ」と耳から外れてしまうようなことはない。
少なくとも僕の経験では、走ろうが飛び跳ねようが頭をブンブン振ろうが、AirPods が意図せず耳から外れてしまうことは今のところ一度もないぞ。
連続稼働時間なんと最大6時間
僕は今回この AirPods 第3世代を購入するにあたり、この点に一番期待していた。
Apple の公式サイトによれば、
- 1回の充電で最大6時間の再生時間(空間オーディオを有効にした場合は最大5時間)
- 1回の充電で最大4時間の連続通話時間
ということなんだけど、僕が期待していたのは「連続再生時間」というよりは「連続通話時間」のほうだ。
最近、3時間を超えるビデオ通話をする仕事がちょいちょいあって、AirPods Pro を使っていると後半で充電が切れてしまうケースが出始めた。
最大4時間の連続通話時間を誇る AirPods 第3世代なら、こういう長時間のビデオ通話もストレスなくできるんじゃないかと思ったんだよね。
実際先日2時間半くらいのビデオ通話をする機会があったんだけど、通話を終了してからバッテリー残量を確認すると、半分くらい残っていてビックリしたんだ。
これなら3時間くらいは余裕で通話できそうだし、最大4時間の連続通話時間っていうのも全然違和感ないよね。
Apple 製品との親和性
これは AirPods 第3世代に限らず、すべての AirPods に言えることだ。
買ってきて外箱を開封したら、ケースを開けてワンタップで iPhone との接続完了だからね。
面倒なペアリング操作なしで、誰でも簡単に使い始めることができるぞ。
AirPods 第3世代を初代 AirPods、AirPods Pro と比較してみよう!
僕の手元には今、今回購入した AirPods 第3世代と、今まで使っていた AirPods Pro 、そしてその前に使っていた初代 AirPods がある。
せっかくだからちょっとこの3機種を比較してみようと思うぞ。
初代 AirPods はもうバッテリーが消耗しすぎてほとんど使えなくなってしまっているけどね。。。
AirPods 第1世代 / 第3世代 / Pro 比較表
値段
AirPods 第2世代 | AirPods 第3世代 | AirPods Pro |
---|---|---|
19,800円 | 26,800円 | 39,800円 |
僕が AirPods 第1世代を買ったときは、消費税別で16,800円だったんだけど、今は第2世代が消費税込み16,800円で買えるんだね。
AirPods Pro は、MagSafe非対応ケースのモデルが量販店では値下げされていて、もうちょっと安く買えるケースもあるみたいだ。
ちなみに Amazon では、MagSafe 充電ケース付きが29,036円、MagSafe 充電ケースが付かない前世代モデルが26,395円で販売されているぞ。
機能
AirPods 第2世代 | AirPods 第3世代 | AirPods Pro |
---|---|---|
− | − | アクティブノイズキャンセリング 外部音取り込みモード |
− | 空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキング | 空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキング |
− | 耐汗耐水性能(IPX4) | 耐汗耐水性能(IPX4) |
1回の充電で最大連続再生 5時間 | 1回の充電で最大連続再生 6時間 | 1回の充電で最大連続再生 4.5時間 |
1回の充電で最大連続通話 3時間 | 1回の充電で最大連続通話 4時間 | 1回の充電で最大連続通話 4.5時間 |
充電ケースで15分充電:3時間の再生時間、または2時間以上の連続通話時間 | 充電ケースで5分間充電:約1時間の再生時間、または約1時間の連続通話時間 | 充電ケースで5分間充電:約1時間の再生時間、または約1時間の連続通話時間 |
本体重量(左右それぞれ) 4g | 本体重量(左右それぞれ) 4.28g | 本体重量(左右それぞれ) 5.4g |
充電ケース重量 38g | 充電ケース重量 37.91g | 充電ケース重量 45.6g |
本体サイズ(左右それぞれ) 高さ:40.5mm 幅:16.5mm 厚さ:18.0mm | 本体サイズ(左右それぞれ) 高さ:30.79mm 幅:18.26mm 厚さ:19.21mm | 本体サイズ(左右それぞれ) 高さ:30.9mm 幅:21.8mm 厚さ:24.0mm |
充電ケースサイズ 高さ:53.5mm 幅:44.3mm 厚さ:21.3mm | 充電ケースサイズ 高さ:46.40mm 幅:54.40mm 厚さ:21.38mm | 充電ケースサイズ 高さ:45.2mm 幅:60.6mm 厚さ:21.7mm |
Apple公式仕様書 | Apple公式仕様書 | Apple公式仕様書 |
AirPods と AirPods Pro どちらを選ぶ?
室内で使うなら AirPods、屋外で使うなら AirPods Pro
AirPods と AirPods Pro の決定的な違いは遮音性だよね。
AirPods はインナーイヤー型で外部の騒音がガンガン聞こえてくるのに対して、AirPods Pro はカナル型で遮音性が高い上にノイズキャンセリングまで搭載しているから、外部の騒音、音漏れを気にせず音楽や動画を楽しむことができる。
室内など比較的騒音が少ない環境、軽快な装着感で楽しむなら AirPods、通勤や通学など騒音の多い屋外で使うなら AirPods Pro を選ぶほうがいい。
地下鉄に乗って AirPods で音楽を聴いたりすると、もう騒音しか聞こえないからね。。。
音楽なんて全然聴こえないから。。。
もちろん、それでも聴こえるくらい音量を上げれば聴こえることは聴こえるけど、音漏れは尋常じゃないくらいヒドイものになるだろう。
ただし、電車やバスなどの乗り物を降りて歩き出したら、ノイズキャンセリングを切るか外部音取り込みモードに切り替えよう。
人の声や自動車の音などが聴こえない状態で歩くのは、事故を誘発する危険性があるからね。
安全性には十分に気を使いながら音楽を楽しもう!
また、室内での使用でも、エアコンの音が気になる等の場合は AirPods Pro のノイズキャンセリングが大活躍してくれるぞ。
ちょっとした生活音や外から聞こえる風の音なども AirPods Pro はシャットアウトしてくれるから、映画や音楽に没頭したいときなどは、室内でも AirPods Pro のほうがおすすめだ。
映画を見ながらお菓子を食べるなら AirPods 第3世代 !?
AirPods や AirPods Pro を着けて映画や動画を楽しみながら、食事をしたりお菓子を食べたりしたいケースもあると思う。
そういう場合には AirPods がおすすめだ。
カナル型の AirPods Pro を装着すると耳の穴が塞がれて、食べ物を咀嚼している音が耳の中に反響してしまう。
インナーイヤー型の AirPods なら、装着している耳との隙間から外に咀嚼音を逃すことができ、食べ物を咀嚼している音が耳の中に反響しづらいっていうわけなんだ。
音質は、「カラッと派」の AirPods 第3世代 と「しっとり派」の AirPods Pro
AirPods Pro で初めて音楽を聴いたとき、その音のみずみずしさに驚いたんだよね。
ピアノの音やアコースティックギターの音が、しっとりと響いて、すごく心地よく感じたのを覚えている。
あと、全体的にマイルドな音だな、と思ったぞ。
全部の音に、ほんのり丸みを持たせたような感じだ。
今回 AirPods 第3世代で音楽を聴いてみて感じたのは、「カラッとしてるな」ということ。
なんというか、ターン!とかシャーン!ていう音が生き生きと聴こえるな、という感じ。
音楽全体がシャリシャリ聴こえるということじゃなくてね。
あと、すごくメリハリのある音だな、とも思ったぞ。
全部の音が、他の音に埋もれることなくしっかりと届く、そんな感じだ。
明瞭度が高い、とでもいうのかな。
とても澄んだ空気の中で音楽を聴いている気分だね。
同じ楽曲を聴いても、 AirPods 第3世代と AirPods Pro ではかなり違った音に聴こえておもしろいよね。
映画や動画を見るときも、見る作品のジャンルやテイストによって使い分けたりしてもいいかもしれないぞ。
遅延はどちらも優秀
音の遅延についてはどちらも優秀で、ほとんど感じない。
映画や動画を見ていて時差を感じるようなことはないぞ。
ゲームをしていてカーソルを動かしたときや決定したとき、ボタンを押したときのクリック音などで違和感を感じることもほとんどないと思うぞ。
もちろん、遅延がないわけじゃない。
例えば、ゲームなどで画面をタップしたときの効果音の聴こえ方が、イヤホンなしだと指が画面に触れた瞬間に聴こえるのに対して、AirPods 第3世代や AirPods Pro を使っているときは指が画面から離れた瞬間に聴こえるような感じかな。
「タン!」の音の、「タ」のタイミングで聴こえるか「ン」のタイミングで聴こえるか、くらいの、ほんの一瞬の差はあるぞ。
この程度の遅延は、AirPods 第3世代や AirPods Pro に限らず、Bluetoothイヤホンなら仕方ないかな。
というわけで、AirPods 第3世代を試したら軽快な着け心地が快適で最強だった話、どうだったかな?
AirPods 第3世代、僕はとっても気に入ったよ。
とはいえ AirPods Pro のノイズキャンセリング機能は外出時には必須だから、状況に応じて使い分けることになると思う。
AirPods や AirPods Pro の購入を検討しているおともだちは参考にしてみてくれよな!